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外貨預金・為替証拠金取引の実践



銀行によってどのくらい利益に差があるのだろう

実際に「オーストラリアドル」外貨預金を2つの銀行を比較してみて見ましょう。


「オーストラリアドル」の1年定期預金を10,000ドル開設する

A銀行(大手都銀):1年定期金利: 3.8%

<預入時> 仲値: 79.5円, TTS: 82円, TTB: 77円

<満期時> 仲値: 80.5円, TTS: 83円, TTB: 78円


   預入金額 820,000円  (10,000ドル x 82円)

   満期時 803,712円 (利息と元本の合計)

        利息 23,712円  (10,000ドル x 3.8% x 80% x 78円 )

        元本780,000円 (10,000ドル x 78円)


   損益の合計

   利息23,712円 - 為替差損40,000円 = 16,288円の損


B銀行(ネットバンキング): 1年定期金利: 2.25%

<預入時> 仲値: 79.5円, TTS: 80.5円, TTB: 78.5円

<満期時> 仲値: 80.5円, TTS: 81.5円, TTB: 79.5円


   預入金額 805,000円  (10,000ドル x 80.5円)

   満期時 810,900円 (利息と元本の合計)

        利息15,900円  (10,000ドル x 2.25% x 80% x 79.5円 )

        元本795,000円 (10,000ドル x 79.5円)


   損益の合計

   利息 15,900円 - 為替差損 10,000円 = 5,900円の益


上の例を見てもわかるように、A銀行の金利(3.8%)はB銀行の金利(2.25%)と比べて高いのですが、為替にかかる手数料(TTSとTTBに含まれる手数料)の場合、A銀行が1ドルあたり5円であるのに対して、B銀行では1ドルあたり2円と、A銀行のほうの手数料は大変高くなっています。 そのため、1年定期の場合、B銀行での運用のほうが有利だったという結果になります。


ではA銀行で外貨定期預金を2年3年と継続し場合はどうでしょうか。為替にかかる手数料は預入時と満期時だけですので、2年以上継続した定期預金の場合金利収入のほうが、為替のコストより大きくなります。ただ、為替レートは長期的にみると政策や国際情勢等でかなり変動することもあります。 外貨預金で安定した利益を得るのは難しいかも知れません。


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どんな通貨が有利だろう

さて、外貨預金を始めるのにどの通貨がいいのかなと思っている方、このページを参考にしてください。


米ドル、ユーロ

<金利>

今世界の2大通貨の米ドルとユーロは、金利はあまり期待できません。米ドルのほうがユーロより少し高いですが、1年定期でも2%未満です。

<為替手数料>

米ドルの場合、為替手数料を1ドルにつき2円と設定している銀行がほとんどです。

ユーロの場合、為替手数料は1ユーロにつき2−3円です。

どちらの場合も、インターネットバンキングでは大変安い手数料を設定しあるところもあります。

<お勧め度>

米ドル、ユーロともに金利目的ならあまり利益は望めないでしょう。 もし為替差益を狙うのなら、為替手数料の安いインターネットバンキングがお勧めです。 大手銀行では、普通外貨預金の場合、そのまま外貨の現金で引き出しができるところもあります。現金引き出しの際は手数料がかかりますが、この手数料は、結果的に円から外貨現金に換える手数料とほぼ同じになりますので、よく米ドル・ユーロ圏へ海外旅行に出かけることの多い方にとっては魅力的だといえるでしょう。


オーストラリアドル・ニュージーランドドル

<金利>

どちらも、今人気の高金利です。1年定期で3−5%です。

<為替手数料>

どちらも為替手数料を1ドルにつき5円前後と設定している銀行がほとんどです。インターットバンキングでは大変安い手数料を設定しあるところもあります。

<お勧め度>

1年以内の運用なら、為替手数料のほうが金利より高くなってしまうので、よっぽど「円安」にならない限り利益は望めないでしょう。 もし為替差益を狙うのなら、為替手数料の安いインターネットバンキングがお勧めです。 大手銀行では、普通外貨預金の場合、そのまま外貨の現金で引き出しができるところもあります。現金引き出しの際は手数料がかかりますが、この手数料は、結果的に円から外貨現金に換える手数料とほぼ同じになりますので、よくこのエリアへ海外旅行に出かけることの多い方にとっては魅力的だといえるでしょう。


英ポンド・スイスフラン

<金利>

英ポンドは1年定期で3%前後です。スイスフランは日本とあまり変わらないと考えていいでしょう。

<為替手数料>

英ポンドの為替手数料は、大手都銀では1ポンドにつき8円とかなり高い設定になっています。他の外銀で1ポンドにつき2−4円、インターネットバンキングではもっと安い手数料のところもあります。

スイスフランの為替手数料は1フランにつき2円程度です。

<お勧め度>

金利目的の場合、英ポンドなら、為替手数料の安いインターネットバンキングなどで運用する場合をのぞいて、あまりお勧めできません。

スイスフランの場合は金利はまったく期待できません。

為替差益を狙うのであれば、どちらの通貨の場合も為替手数料の安いインターネットバンキングがお勧めです。 大手銀行では、普通外貨預金の場合、そのまま外貨の現金で引き出しができるところもあります。現金引き出しの際は手数料がかかりますが、この手数料は、結果的に円から外貨現金に換える手数料とほぼ同じになりますので、よく英国やスイスへ出かけることの多い方にとっては魅力的だといえるでしょう。


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