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プライベートバンキングの実践



日本のプライベートバンキング 今後の課題

本来のプライベートバンキングは、銀行はお客さんから毎年預け入れ資産の何%かの手数料を受け取って、そのお客さんの資産の面倒を見ます。通常プライベートバンキングのお客さんの預入資産は相当な額になりますから、手数料もかなりの金額になります。優秀なアカウントマネージャーを専属につけ、プライベートバンキングのお客さん専用の立派な建物を使っても、それでも利益が出るビジネスです。

逆に言うと、優秀なアカウントマネージャーを何人も採用し、特別な設備を揃えても、お客さんからの手数料でまかなってしまうのです。 もちろん何百もの小口の金額のお客さまより、1人の大口のお客様のほうが、事務のコストを考えると安くなります。ただ日本の一般の金融機関がプライベートバンキングを展開するにあたっては、プライベートバンキングにかかる費用は”追加”の費用です。 ですから、日本でプライベートバンキングを始めるにあたって銀行はかなりの投資をし、それに見合うだけのお客さんの資産を調達してこなければなりません。 プライベートバンキングについて歴史のない日本の銀行も海外からノウハウを入手してがんばっているようですが、実際コストのかかるビジネスなのでお客さんの数が増えなくては利益が出ないビジネスです。 また、最低運用金額が1億円からという銀行が多いとはいえ、本来の欧州におけるプライベートバンクのお客さんに比べれば小口です。これからどのように日本のプライベートバンキングが発展していくかちょっと面白いかもしれません。


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